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第4回実態調査 介護福祉士候補者受入施設の自由記述の傾向(自由記述に多かったコメント)

制度の見直し、国への要望や意見

本人たちには問題はないが、合格したあとすぐに帰国されると受け入れ側としては人材確保のメリットはなく、残念!!(第二陣インドネシア人受入機関様)

現状の仕組みでは施設負担が大きいと思われます。(候補者に対しても)EPAの目的は両国における親密な関係強化という点では、もう少し日本国政府が候補者支援、施設支援をするべきであると思います。(第三陣インドネシア人受入機関様)

EPA介護福祉士は候補者を施設人員配置基準の対象者としていただきたい。(国への要望)(第二陣フィリピン人受入機関様)

候補者を受け入れるにあたり、受入側に求められるものは幅広く、「日本に慣れる・日本語に慣れる・業務を覚える」ことに時間がかかります。職員とスムーズな意思疎通を図ることで早期に生活や業務に慣れ、国家試験対策に取り組むことができるので、受け入れ時点で一定の日本語レベルの確保が出来ればと思います。国家試験を直前に控え、より効果的な学習を目指しモチベーションを維持することが大きな課題となってきていますが、支援する時間でも利用者の生活がありますので、職員配置に余裕がないと十分出来るとは言えません。また、真剣に候補者へ関わるためにも、受入形態に関係なく一定の条件のもとで候補者の職員配置上のカウントが出来ると良いと考えます。(第二陣インドネシア人受入機関様)

やはりこの制度自体問題が多いと思われます。国家間のプロジェクトなのに、受入れ施設に候補者の生活、技術、学業等全部まる投げで行なわれたと思っても仕方が無いような結果である。施設経営と現場での人材育成のはざまで、担当者(研修、就労)がほんとに苦労しています。費用の補助も必要ですが、担当者に対してもっとやりがいの有る制度にしてやってもらいたいと思います。(第一陣インドネシア人受入機関様)

現在候補者は、仕事、勉強に真面目に取り込んでおり、業務も日本人職員と変わらずこなしているが、夜勤は人員配置に算定されない為、現在は行っていない。日本語検定N2以上若しくは、就労1年以上経過し、施設が可能と判断すれば、人員配置基準に算定出来るようになればもう少し、受け入れようという施設も増えるのではないかと思います。現状では施設の負担も大きく、今後も受け入れを行っていくかどうかの判断が難しい。(第二陣インドネシア人受入機関様)

フィリピンからの介護福祉士就労コースの復活をお願いしたい。それに際し、就労コースで多額に使っている費用を奨学金として使ってほしい。

フィリピン国内に日本の介護福祉士養成校を作ることを許可する動きがあれば、学生の募集も含め、グループの関連事業として実施してみたい。(第一陣、第二陣、第三陣フィリピン人受入機関様)

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候補者の意識について

日本での就労意欲をしっかり意識して、採用してほしいと思います。個人的な目的と個人のプライベート意志が強いため業務に馴染まない。(第二陣インドネシア人受入機関様)

日本人との文化・生活の違いなのか、候補者本人の性格の問題なのか、勤務内容や時間について話し合いの中でも理解してもらえない所がある。話しの意味は理解してくれているように感じる。(第三陣インドネシア人受入機関様)

今回受け入れた候補者は、残念ながら意欲がみられず最近は帰国願望が先立ち、業務に精励できていない。我々にも落ち度はあったと思われるが、現場指導員や教育担当者、日常生活担当者の努力は筆舌に尽くし難く、申し訳ない限りである。もし今後受け入れることがあるのならば、これを糧として新たな施策を講じたいと考える。
候補者A:金銭トラブルが多く、特に従業員や来客者(家族)の目を盗んで金銭を盗る行為がある。また、従業員に金銭を借りるということもあった。
候補者B:住んでいる賃貸物件(2階)の窓からゴミを投げ捨てる行為を繰り返し、投げ捨てられた土地の所有者から苦情が寄せられた。また、大声を出したり、何をしているのか不明だがドンドンと音をたてて暴れたりという行動が見られる。従業員とのトラブルも多い。(第二陣インドネシア人受入機関様)

EPAで来日している意味をしっかり理解してきてほしい。日本の文化、習慣、生活していくうえでの最低限の税金や保険等のしくみについて勉強してきてほしい。他の施設で働いている候補者からのいろいろな情報が入ってきて「あの施設では――なのに、なんで?」と不満ばかり言わないでほしい。(第一陣、第二陣インドネシア人、第一陣フィリピン人受入機関様)

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就労後の日本語教育についての悩み、要望

問15について)介護福祉士候補者と看護師候補者の違いは共通する項目(教育内容)もあるが、やはり福祉系に特科した物の見方や学習の相違はある。看護では医療系の学習が主であるが、介護は人の見方(認知症の理解)、障害の理解、制度の学習割合が大きく社会保障制度、介護保険制度内のサービスの種類等莫大な知識を要する。看護知識は言うまでもなくご利用者をみていく重要な側面ではあるが、日本語で看護独特な言語(熟語)がわからなければいくらインドネシアやフィリピンで看護の学習を行っていたとしても全く功を奏さない。教育側も困惑するばかりである。看護の知識や経験があるだけでは介護福祉士としてのスキルには到達できないと感じている。

今回初めて受け入れをした。二名は日本語もある程度は理解できていたので受け入れは順調でした。勉強方法や日本語教師も依頼し1回/週勉強しています。どのくらい学習能力がアップしているのか現状がどの程度なのかが把握できずとまどいを感じている。本人達も日本での生活に慣れ、中だるみ的なところもみられる。来年度(25年)の受験までにどういうことをやっていけば良いのか不安を解消できればと感じています。(第二陣フィリピン人受入機関様)

現在、当施設で受け入れている2名の候補者は二名とも、日本語能力が高く、業務も日本人同様に行うことが出来ています。国家試験の勉強についても、基礎の日本語能力がしっかりとある為、日本人と同様に行うことが出来ています。国家試験の勉強についても、基礎の日本語能力がしっかりとある為、日本人と同様の勉強方法(市販の過去問題集を解く、日本語での国試対策講座を受講する等)で、力をつけることができている様です。国試対策も重要ですが、彼らが合格も日本で働き続けるためには、ある程度(中学校レベル)の日本語能力が必要だと思います。日本語能力をしっかり身につけられる様、教材や研修等を設けて欲しいと思います。(第二陣インドネシア人受入機関様)

2名の候補者を受け入れていますが、日本語能力にも差があり、額面においても差が出ている為、教える側はとても大変です。別々に教えたりの配慮は行っていますが、やる気を持ってる、持ってないで随分差が出て来ています。(第二陣インドネシア人受入機関様)

日本語は書き言葉と話し言葉が大きく違うようで書き言葉は理解しても日常会話がついていけない事の方が多い。(第三陣インドネシア人受入機関様)

自習で勉強できるようにJICWELSから様々な問題集を用意していただきましたが、巡回訪問で指導を受けた日本語教師の方によると、本当に自習スタイルで理解できる人は日本語能力の高い方だけだと今年伺いました。そのため当施設の候補者は合格が難しいといわれました。もう国家試験が半年後に迫っている時にそのことを知りましたので、候補者の方に申し訳ないことをしたと思っています。当法人は人材確保目的ではなかったため、帰国ということになっても困りませんが、どのような勉強をさせてあげれば良かったのかと思います。(事務員が勉強につき合うのは困難な状況です)日本語教師の方を探すのに苦労したので、そのような方が増えてくれると違ってくるのではないでしょうか?(第一陣フィリピン人受入機関様)

EPAの最終目的が「資格取得し就労」である為に「業務を覚える事」と「資格の為の勉強」のバランスが課題である。仕事をすれば勉強の時間が無くなる。勉強すれば仕事を覚えられない‥。日本人でも難しいと思います。外部研修についても様々な団体から紹介があり担当者としては選ぶことにも苦慮している。本人達もたくさんの人が関わることで混乱するじとがあるので注意している。(第四陣インドネシア人受入機関様)

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研修責任者、担当者の悩み

受入施設として環境の整備には充分配慮していますが、候補者自身はどの様な期待で研修を受けているのか当初は戸惑いがありました。文化の理解がむずかしいと感じています。(第一陣フィリピン人受入機関様)

入国後年数を経ても日本人の感覚とのズレがあり双方理解に苦しむ場合がある。

自己主張、権利意識が強い。(第一陣、第二陣フィリピン人受入機関様)

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就労前の人選、日本語教育についての要望

介護の経験がなくても、OJTやOFF‐JTで教育できるので問題ない。それよりも、会話がスムーズにできる状態での来日を望む。基本となる日常会話ができないのであれば、専門用語が多く存在している国家試験を受験することは当然困難。(第二陣インドネシア人受入機関様)

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外国人看護師・介護福祉士候補者を受入れてみて、今後の受入れについて

人員配置基準に参入されないことが唯一の欠点であり、日本語能力テストの基準を設けてクリアした候補者を参入できれば受入を継続したい。(第二陣、第四陣インドネシア人受入機関様)

国家試験勉強という条件が足かせになっており、単なる介護職員のみとの位置付けなら採用してもいい。(第一陣、第二陣フィリピン人受入機関様)

候補者を受け入れる為の経済的、人的負担が大きい。

候補者を人員に算入できるのであれば、受入を検討するが、現時点ではこれ以上の受け入れは考えていない。(第一陣、第二陣フィリピン人受入機関様)

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滞在期間について

資格取得に到っていないので、今後継続して勤務してくれるかが主になる。また今後、家族の問題などもあるのではないかと思う。(第二陣、第三陣インドネシア人受入機関様)

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候補者へエール

国家試験に合格できるレベルまで達していると思います。ぜひ合格してほしいと願っています。(第二陣フィリピン人受入機関様)

3名ともとても良いスタッフで恵まれていると思っています。(第二陣インドネシア人受入機関様)

日本に慣れて業務をこなし学習もしている候補者はえらいと思います。国試の為施設側もできる事は支えてあげたいと思う。この貴重な人材を育てている受け入れ施設を考えれば安易に自国にもどる事をよしとしても良いのでしょうか?(国として)(第三陣インドネシア人受入機関様)

AB候補者共に明るく前向きで施設での仕事振りも良い。国家試験合格にはもう一歩のところにきているが、若干気になるのは学習時間が少ない点である。あと3ヵ月集中力を高めさせ、試験当日に全力を出しきれるようバックアップしていきたい。(第一陣フィリピン人受入機関様)

合格してぜひ働いて欲しいです。(第二陣インドネシア人受入機関様)

外国人を受け入れ大変満足しています。彼女達の性格の良さ、まじめさ、苦しい時つらい時も常に笑顔を忘れなく、介護力の重い方々にていねいに対応している。宗教面があるので受け入れ側もむつかしい面がある。又、施設の負担も多く必要人数にカウントできないのも問題があるのではないか?当苑の2人は、スタッフ、入居者にも愛され、一生懸命勉学をしています。資格をとってこのまま残りたい気持ちはかなり強く感じます。1人はそろそろ30代の為帰国して出産の希望があります。(2年目に結婚式に一時帰国しています)それでも2人とも日本で生活し、仕事を覚えられたことに魅力を感じています。1月の試験に向い、最後の勉強に集中している所です。(第二陣インドネシア人受入機関様)

日本語の修得は予想していたとはいえ、むずかしいことを実感しています。2人の候補者はとても素直でやさしく、介護職の適性があるので何としても合格して施設に残ってほしい。(第二陣インドネシア人受入機関様)

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