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第2回実態調査 受入施設の自由記述の傾向  自由記述に多かったコメント

入所時の日本語能力のレベルの低さの問題。現地でのレベルアップの必要性

受入時点での日本語能力が予想をはるかに下回っていた。集団での研修時点で一定レベルに達しない生徒は施設へ向けて送り出すべきではない。

インドネシアを離れる前に、どの様な基準で、選考されされたのかも疑問です。

配属される時点で自分で勉強できるレベルであってほしい。ゼロから日本語を習得する費用を病院が出すのは無理。日本語ができる人材を選びたい。

現在のEPAプログラムは入口の段階で再度整理していく必要があると考えております。今後の入口での条件設定等がこのレベルの差を解消していく上では重要であると考えております。

現地(母国)で日本語が中学卒業程度の漢字が読み書きできればいいのですが、たとえ国家試験が合格になっても字を書くことの出来ない、書き方、書き順にも時間を必要としておりますのは検討課題だと思います。

滞在期間について 現行通りで良いが、就労開始時点での日本語能力には個人差があるため、一定水準に到達した候補者から順次就労を開始すべきである。現地での就労希望者への審査選考にあたっては、日本語の習得能力を有しているか否かの見極めはされているか?
来日後AOTSでの研修において、一定水準の日本語能力を備えさせたうえで、受入機関へ引き継いで欲しい。現地で日本語研修を受講後、一定水準の日本語能力を有する候補者のみ来日させる、来日後の研修を6か月に限定せず一定水準に達するまで研修を継続する、一定期間で一定水準に達しない候補者は帰国させる等の処置も検討する必要があるのでは?
不足している要素にも個人差があると思われる。(個人差はあるが、やはり、日本語については6か月間の研修以外にも専門機関での教育が必要なのではないか?)

日本に来た時の語学力が低いことに加え、レベルもあまりにも差がありすぎて、研修にも負担がかかりすぎる。

より確かな専門技術を持つ看護師育成のために、フィリピンあるいはインドネシア内で選抜試験(語学、一般教養、専門知識)を行ってから、日本での研修をスタートしないと両国の負担が増すのではないでしょうか。

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期間の問題、受験回数の問題

各病院に配属され、1週間目には第1回目の受験でした。その様な状況下で問題点が頻発し、対応し、双方共に苦慮したことは言うまでもありません。

何年ではなく、実質的に意味のある国試受験回数が3回くらいはあってほしい。来日後2〜3か月のの受験を1回カウントするのは意味がない。

滞在期間3年と言っても、国家試験に合わせた3年間ではないので、実質2年半ではもったいない。

就労開始時の1か月後の国家試験を、期間内の1回目としてカウントされるのは厳しい現状だと思います。例えば1回目の試験はカウントしないとか、来日時期を試験直後にするなどはどうでしょうか?

一番のストレスはやはり3回(実質2回)しかない国家試験のチャンスに合格しなければならないというプレッシャーです。

外国人の国家試験合格候補者と日本人の国家試験受験者とがわずか4年の期間で同じテストを受けなければいけないのは合格の可能性がかなり低い。

来年3月の発表の段階で不合格者に対し、調査を行い、1年間延長して研修センター等で、集中的に教育することを提案します。

在留期間の延長 国家試験の受験資格の延長(2年間程度)

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候補者のEPAで来日している意識について

地方紙が彼女達にインタビューした際、「国家試験が終わったら帰国する」「他国で働きたい」と笑顔で答えていたのには理事長はじめ職員は皆ショックを隠せませんでした。現地で候補生を募集する際はEPA枠組みの周知を徹底し、出稼ぎ感覚では、国家試験合格はおろか3年間の勤務も難しいことをもっとしっかり説明してほしいものです。

試験合格の有無に関らず3年の滞在期間終了後、全員帰国する意思表示をしている。受入れをする前に、合格後勤務する意思があるかを確認できればと思います。

資格取得より、日本で働けたらいいと思っているので、学習意欲が低いです。事前説明が不十分だと思います。資格取得に向けての支援をしてほしい。

現在、就業している2名は、必ず介護福祉士の資格を取得して、継続した日本での雇用を望んでいると思えない。当初は日本で永続的に働いていきたいと考えていたのかも知れないが、日本語の勉強は本人たちが想像していたよりも非常に困難である様子で、結果的にただ単なる出稼ぎという意識となっている。本人たちに勉強させていく体制をつくっていても、意識の欠如があるようではどうしようもない。給与的に日本人在職者と同等としているが、休暇の調整(公休・有休ともに)は日本人の比ではない。とてもバランスが悪い状態である。受入機関としては、人材確保を期待するのではなく、「ゲスト」として迎え入れする必要があると感じている。今後、事前のしっかりした研修体制と意識改革(日本での労働していく上での)を見直して頂きたい事と、受入側の意識改革(外国人を雇いいれることへ本当に望んでいる事)も同様に今までの説明会程度では問題の解決に結びつかないと思う。

※対応に苦慮している事項  候補者毎の「温度差(本気度)」

合格しても、宗教上、日本に長く滞在して、日本で結婚することはむずかしいため、就労につながるか、疑問である。

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教育をする上での悩み

当施設の地域には、日本語を教える資源が少なく、現在はNPO法人の日本語教室へ週1,2回通っています。しかし、なかなかそれ以外での日本語学習の場がなく、あとは現場での実践の中で日本語を学ぶ程度です。施設の職員でのフォローが限界で、自分の仕事で手いっぱいな所もあり、なかなか教えられていないです。

国家試験対策は、候補者の自己学習が中心となっている。業務内にでも処置や検査等見学できるように配慮しているが、学習支援を受けているとは、とらえていないかもしれない。日本語学習のために1回/週(2時間)外部講師をお願いしているが国家試験問題の読解力につながっているかわからない。国家試験の対策を各施設だけで対応するのは困難だと思う。日本語の学習、試験対策も含めて、国として人的支援をもっとしていただきたい。

看護学科で使用している教科書(候補者各自用と施設用)があればよいと思う。(理由)過去問はランダムな学習になりがち。基礎から系統的に学習する方が効果的。

インドネシアでの教育や看護のレベルが把握できない。

日本語研修について、施設内だけですすめるには限界があり、外部委託をせざるを得ない状況である。今年度は助成金が出るようになったが費用負担が大きいし、研修のすすめ方にもこれでよいのか不安がある。

国試対策にむけて、法律や制度などの専門科目の学習ができない。せめてインドネシア語版のテキストなどの発行を求めたい。

他の受入れ事業所がどのようにしているのかわからない。日本語、看護知識をどう外国人に教えるのか知りたい。

国試対策と日本語修得を並行して勉強させることは、難しいと感じています。

指導者の確保、人繰り

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国家試験の問題表記変更について(有識者チームによる改定案について)

今回の「有識者検討チームのとりまとめ」にしても、私たちの意向は反映されず、逆に候補生にとっては、混乱を招いているのが現状です。(難しい字にはルビを入れるなどは良いとしても、カタカナ文字に苦労している候補生には、必ずしも良い結果ではない)。

英語をカタカナ表記したものが、わかりずらいため、英語表記を加えてもらえれば、もっと良い。

用語変更のことですが、用語変更前に受けた候補生は一回の試験が無駄になったような気がします。みんな平等に、そして合格率が上がるような体制となってほしいです。

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制度の見直しについて、意見

ヘルパー2級などの条件つきで、人員配置基準の緩和をしてほしい。

介護福祉士候補生は、ヘルパー2級でもよいなど制度を見直してほしい。

入職後の語学教育への援助が今後はもっと必要である。

合格までを国が対応し、合格後に施設とマッチングする仕組みが理想と思われる。「受益者負担」という考え方もあろうが、現在の仕組みでは受入施設の負担が大きすぎるのではないか。

候補者への支援(勤務時間内における学習時間の有無、生活雑貨・電化製品の無償支給の範囲等)が病院によって様々であるため、候補者からの不満が危惧される。国が求める支援の指針を示すべきではないだろうか?受入施設により支援のレベルが異なっていることから、受入機関への補助金を生活準備金として候補者へ支給する方法もあるのでは?

これだけ費用をかけて結果多くの方が帰国したとなると大きな問題になると心配しております。

受け入れ施設の職員数に余裕がないと候補者への対応がむずかしいと思います。

候補者の個人的能力、責任性を問うばかりではなく、国際的協力体制の改善を望みます。

今年は1%、来年は10%ぐらいになるだろうがより抜本的に改善されるべき。

日本にとって外国人の人的資本を導入しないと、未来の日本の介護者不足問題は必至で、目前である。それならば、もっと根本的にこのシステムを再構築し、日本人も外国人もお互いに納得して働く環境を作り出していく努力をすべきである。

外国人介護福祉士候補者の勤務時間が介護報酬制度における介護職員としての常勤換算対象外であるため人件費がすべて施設の負担になっている。常勤換算化すれば受入やすくなるし負担の軽減

看護師候補者の受入れは病院に限られているが介護保険施設でも受け入れ可能として欲しい。

国家試験の修正 難しい言いまわしを平易な日本語にする等改善してほしいと思います。

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その他 現場からの前向きなご意見

当院のお二人の方から学ぶこといっぱいです。ご家族、ご両親思いです。年寄りにはすぐ手がさしのべられあたたかいです。物を大切にされ、しまつ家です。事が生じても「大丈夫」とこちらに気づかいをされる。日本語学習や国家試験に向けての頑張り屋さん。素晴らしいです。

国試まで5カ月余となりました。来年の国試合格を目標に本人、指導者ともに努力している日々です。

「受け入れだけ」に考えると施設にとってメリットは全くないと考える。デメリットをメリットにどうやって代えて育成していくか考えることが大切であろう。

東京都の場合は、受入に際し補助金があるため、金銭的にも負担はほとんどなくコスト面での負担は感じていません。

スカーフをかぶること、断食について、職員の勉強になった。

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その他 現場からの後向きなご意見

候補者本人が語学力の向上に進展を感じない場合、国家試験合格への熱意を失わないか?一番不幸なストーリーは、国家試験の合格を断念したが、収入を確保するため看護補助者としての就労を3年間は継続するケースである。現状の給与でも、彼らは本国への仕送りが可能な状況にある。その場合、教育担当者や受入施設は無駄な支援を3年間続けることになる。
受入機関にとって一番負担となるのは金銭ではなく時間である。
受入機関数が伸び悩んでいるのは受入費用が高額だから?それ以上に、受入に費やす時間と手間が多いからでは?(その割には受入費用が高いとは言える)

外国人職員(候補者)の受け入れに関しては、現場は、業務で大変なうえに、教育もまかせられ実際には十分な事、時間が候補者に与えてあげられないのが現状です。それでも、経営サイドは、次の候補者の受け入れに関しても検討しているようですが。又、国際事業団の方向性もぐらつく事が多い為、振り回されてしまいます。

対応に苦慮している事項。ほかの日本人職員との軋轢(不満)特に候補者が各種取材要請や講演要請に対応するため、急な出張や職場を離れることが多くなり、他の職員が穴埋めしなくてはならないこと。またそのことを病院が容認していること。「特別扱い」がかなりの不満を生み出している。

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その他 アンケート多数の不満

このような調査は大変重要とは思いますが、あまりに多くのアンケートやインタビューがあり、このことも負担に感じているのが正直な思いです。申し訳ありませんが、今後はアンケート等を依頼頂かない様、配慮ください。申し訳ありません。

大学系も含め、似たようなアンケートが多い。一括して共有してもらえるといいのだが

さまざまな研究機関よりアンケート調査がきますがもう少し統一してほしい。EPA受入れ候補者が全国の施設へ配属していきますが、その後の漢字統一試験、訪問調査等の目的が理解し難い。

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