トップページ > 看護介護全国ニュース(BERITA PERAWATAN) > 2013年2月 第146号

ヘッドライン ... このニュース記事は、EPA(経済連携協定)及び、外国人看護師・介護福祉士に関する全国ニュースをダイジェストでまとめたものです。

EPA受け入れ事業 第1陣が最後の挑戦 介護福祉士国家試験 (2013/1/29 じゃかるた新聞)

介護福祉士の国家試験が27日、日本全国で行われ、2008年に始まった日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づく看護師・介護福祉士受け入れ事業で日本で働いているインドネシア人候補者184人が試験に臨んだ。2008年に日本へ渡り、昨年、本来の滞在期限を延長した第1陣候補者18人と09年入国の第2陣候補者165人、以前に日本の介護施設で就労経験があった10年入国の第3陣候補者1人が受験。第1陣にとっては、正式な介護福祉士として日本で働くための最後の挑戦となった。合格発表は3月28日。

外国人介護士候補者は4年以内に国家資格を取得しなければ日本で働き続けることができないが、試験を受けるには3年間の実務経験が必要とされていることから、原則的には1回しか受験をすることができない。昨年は08年に日本へ渡った第1陣94人が受験し、35人が合格。合格率が37.2%にとどまったことから、政府は特例で試験の成績上位者に限り、滞在期限の1年延長を認めた。

看護師・介護福祉士の国家試験では共に、外国人受験者の合格率の低迷が続いており、政府はさまざまな改善策を導入している。今回は試験問題のすべての漢字にふりがなをふったほか、外国人の試験時間を通常の210分から1.5倍の315分にした。

海外産業人材育成協会(HIDA)在籍時からインドネシア人看護師・介護士候補者の支援を続けている大谷秀昭さんは、東大阪大学で受験者を激励した。毎年受験できる看護師候補者と違い、4年目で始めて受験をする介護士候補者たちは試験後、疲れた表情を見せていたという。

大谷さんは制度が6年目を迎え、合格して日本で働き始めた人や不合格でインドネシアに帰国した人も増えていることから、「候補者が日本との懸け橋として活躍してもらえるよう、国家試験の後にどのように元候補者たちを支えるかが課題となってくる」との見方を示した。

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EPA介護福祉士候補者、配置基準の対象に- 4月から・厚労省方針 (2013/1/29 キャリアブレイン)

厚生労働省社会・援護局は29日、経済連携協定(EPA)に基づいてインドネシアやフィリピンから来日している介護福祉士候補者を、介護保険施設における基本の人員配置基準の対象に加える方針を示した。告示を改正し、4月に施行する。

人員配置基準の対象となるのは、候補者のうち、受け入れ施設で半年以上勤務しているか、日本語能力試験でN2レベル以上の能力がある人。

厚労省では昨年4月1日から、一定の要件を満たした候補者について、昼間のユニット単位での配置基準と、夜勤に関する加算の配置基準の算定対象とする方針を示していた。

■候補者のヒヤリ・ハット事例、9割の施設で未発生

その後、厚労省では候補者を受け入れている施設やその入所者らに対する調査を実施。128か所の施設と、428人の入所者らから回答を得た。

調査では、▽候補者によるヒヤリ・ハット事例やクレーム、介護行為による事故の発生状況について、約9割の施設で発生していない▽候補者が提供する介護サービスの質について、約8割の入所者が「十分満足できる水準」か、「おおむね満足できる水準」と回答▽約7割の施設が、候補者を基本的な人員配置基準の対象とすることを「適当」と回答-などの結果が得られたことから、厚労省は、候補者の配置基準上の取り扱いを見直す方針を決めた。

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准看護師の志願者急増 安定した職求め、働きながら勉強 (2013/1/29 朝日新聞)

准看護師を目指す人が増えている。かつては「きつい」と敬遠されがちだった看護の仕事だが、不況の中、安定した仕事を求める人たちの受け皿に。中でも、働きながら資格がとりやすい准看護師が見直されているようだ。

昼下がり、東京都葛飾区医師会付属の看護専門学校。紺色の制服に身を包んだ東京都福生市の紅林利夫さん(55)は20代の生徒たちと机を並べ、熱心にノートを取っていた。

アルバイトをしながら、片道1時間半かけて通い、午後の4時間、准看護師を目指して勉強を続ける。

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インドネシア人、介護士に挑戦 国家試験に臨む (2013/1/28 岩手日報)

日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)で来日し、県内初の外国人介護福祉士候補者として奥州市の高齢者福祉施設で3年間、研修を重ねてきたミフタ・フディンさん(32)とナシル・スルタンさん(32)は27日、滝沢村で介護福祉士国家試験の筆記試験に臨んだ。

試験終了後、2人は「難しかった。意味が分からない漢字があった」と感想を漏らしたものの3月の実技試験には自信をのぞかせ、ミフタさんは「何とか合格したい」。ナシルさんも「最後まで頑張りたい」と気持ちを新たにした。

2人は同協定第2陣として2009年に来日。10年1月から奥州市江刺区の特別養護老人ホームさくらの郷(さと)(渡辺均施設長)で、介護の仕事に就きながら勉学に励んできた。

12年度は候補者の試験時間を一般受験生の1・5倍に延長。設問の漢字全てにルビを付けた問題用紙も準備し、候補者が選択できるようにした。合格発表は3月28日。

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27日に国試 外国人介護福祉士、不合格なら帰国も (2013/1/25 静岡新聞)

経済連携協定(EPA)に基づいてインドネシアとフィリピンから2009年度に来日し、県内の特別養護老人ホームなど7施設で3年間の実務経験を積んだ介護福祉士候補者14人が27日、初の国家試験に臨む。施設側の事情で、不合格なら帰国を余儀なくされる候補者もいる。合格して日本で働き続けたい候補者と、3年間育てた人材を手放したくない施設―。双方に緊張感が募っている。

静岡市駿河区の特別養護老人ホーム小鹿苑でパートとして働くインドネシア人ユネンシ・エカ・ヌルマラさん(25)は試験勉強に追い込みをかける。今回不合格でも、得点などで一定条件を満たせば、あと1年滞在して再受験できる。それでも「早く正規職員になるために一発合格したい」との思いが強い。高齢者の少ない母国に帰っても介護の仕事はない。「職員として施設で働き続けたい」

加藤みどり施設長はユネンシさんを「年長者を敬う国柄から、利用者への接し方が丁寧で優しい。語学が身に付いた今は貴重な戦力」と評価する。「優秀な人材。帰国してほしくない」。合格を強く願う。

県内の他の受け入れ施設も、候補者の能力や利用者からの人気の高さを認める。ただ、県の調査によると1人を3年間受け入れるのに施設側の持ち出しで約1千万円の経費がかかる。「候補者は労働者でなく研修生」(厚労省)であるため、夜勤など一部を除いて介護報酬の算定基準となる人員に数えられないからだ。

浜松市内の施設は、将来深刻化する人材不足に備えようと複数のフィリピン人を受け入れた。10年度以降も受け入れを続ける意向だったが「人件費の持ち出しと試験対策にかける人的な負担が重すぎる」としてやめた。今回の試験で不合格なら帰国を求めるという。「全員仕事ぶりは申し分ない。残ってほしいがやむを得ない」と人事担当者。合否の行方を、固唾(かたず)を飲んで見守る。

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