トップページ > 看護介護全国ニュース(BERITA PERAWATAN) > 2012年7月 第139号

ヘッドライン ... このニュース記事は、EPA(経済連携協定)及び、外国人看護師・介護福祉士に関する全国ニュースをダイジェストでまとめたものです。

出題表現の単純化、試験時間延長…外国人介護福祉士試験 厚労省の検討会が報告案(2012/6/5 産経新聞)

経済連携協定(EPA)に基づき来日したインドネシア人とフィリピン人の研修生が受ける介護福祉士国家試験について、厚生労働省の有識者検討会は5日、出題表現の単純化や試験時間延長などを盛り込んだ報告案をとりまとめた。平成24年度の試験から適用される。

改善策では、構文はできるだけ表現を単純化する▽介護業務に直接関係しない用語は平易な表現に置き換える−などと提示。カタカナの英単語には英語を併記するほか、化学物質に元素記号を用いたり、元号と西暦を併記するなど外国人にも分かりやすい出題を行うこととした。また、特例として、試験時間を一般の210分に対し、1.5倍の315分に延長する。

一方、母国語か英語で国家試験を行った上で、日本語によるコミュニケーション能力試験を併用する案については否定的な見解を示した。

EPAに基づく外国人介護福祉士の候補者は昨年度までに788人が来日。今年1月に初めて95人が国家試験を受験したが、合格率は全体で63.9%だったのに対し、外国人候補者は37.9%(合格者36人)にとどまっている。

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EPA看護師候補者の准看受験容認- 日医が見解(2012/6/6 キャリアブレイン)

日本医師会(日医)は6日、EPA(経済連携協定)に基づきインドネシアとフィリピンから来日している看護師候補者が、准看護師試験を受験し、合格後に准看護師として業務に従事することを容認する見解を示した。

同日の記者会見で、藤川謙二常任理事は、「日医の基本的なスタンスは、看護のマンパワーを外国に求めるのではなく、国内での養成を強化することにある。合格者は労働力としてではなく、その方々がいずれ母国に帰って母国の看護レベルを上げる仕組みと考えている」と強調した上で、「EPA候補者の看護師へのステップとして、准看護師試験を受け、准看護師として誇りを持って働きながら、看護師国家試験にチャレンジしても良いのではないか」と述べた。

EPA候補者の准看護師試験の受験資格と、准看護師として業務する場合の扱いについては5月30日、厚生労働省医政局看護課長と同省職業安定局派遣・有期労働対策部外国人雇用対策課長が連名で、各都道府県に通知を出した。

その通知では、EPA候補者には、准看護師試験の受験資格があり、准看護師としての活動が、看護師免許を取得する目的で、看護師の監督の下、必要な知識と技能を修得するのであれば、在留許可で指定された範囲を超えるものではないとの解釈を示した。

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介護福祉士候補の女を初摘発=EPAで来日、資格外活動容疑−名古屋(2012/6/14 時事ドットコム)

名古屋入国管理局は14日、経済連携協定(EPA)で来日した介護福祉士候補のインドネシア人の女を入管難民法違反(資格外活動)容疑で摘発、収容したと発表した。近く強制退去させる方針。入管によると、EPAに基づく外国人の介護福祉士候補者の摘発は全国初。

入管が7日、愛知県警と合同で同県高浜市の自動車部品工場を立ち入り調査したところ、この女を含むインドネシア人の男女5人、ベトナム人の女1人が働いており、不法残留や資格外活動の疑いで摘発したという。

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来日前に6カ月語学研修(2012/6/21 産経ニュース)

日本、フィリピン両政府は、経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師・介護福祉士候補者の国家試験合格率を上げるため、来日前のフィリピンでの日本語研修期間を現行の2倍の6カ月に延長することで合意した。現行では来日前に原則、3カ月の日本語研修を受けなければならない。同様のEPAを締結しているインドネシアは既に6カ月の研修を行っている。厚生労働省によると、フィリピン人候補者の平成23年度の看護師国家試験合格率は8・2%で、日本人を含めた全体の合格率90・1%を大幅に下回っている。

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「将来は母国のために」介護福祉士合格ルシーさん(2012/7/4 四国新聞)

介護福祉士を目指して2008年にインドネシアから来日し、今年1月に初めて挑んだ国家試験に合格したルシー・アメリヤさん(26)が2日、香川県坂出市内で講演し、「これからも日本で介護の仕事を学び、将来は母国のために役立ちたい」と新たな目標を語った。

ルシーさんは、日本と同国の経済連携協定(EPA)で来日。特別養護老人ホーム「きやま」(坂出市川津町)で研修しながら日本語を学び、試験勉強に取り組んできた。

講演でルシーさんは「日本語を覚えるのがつらく、あきらめようと思ったときもあった」と振り返り、「何としても試験に合格したい一心で頑張った。職場の皆さんら多くの人の支えにも感謝したい」と話した。

一緒に来日した県内研修生4人のうち、合格者はルシーさん一人。「つらい勉強を一緒にやってきたので手放しで喜べない」と複雑な心情を明かし、「試験問題の漢字にもう少しふりがなを打ってくれていれば、もっと合格者が出たと思う」と改善を求めた。

今後も同ホームで仕事を続ける予定。「大変な仕事だけど、利用者がありがとうと言ってくれるとうれしい」と語り、現在、同ホームで研修する22人の“後輩”には「日本人と積極的にコミュニケーションをとることが勉強に役立つ。自分の経験を生かし、みんなを応援したい」とエールを送った。

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